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浜松市美術館

浜松市美術館

 浜松市美術館は、市制60年を記念し、昭和46年7月、県内初の公立美術館として浜松城公園内に開館しました。収蔵品の特色として内田コレクションを基礎とする18~19世紀の伝統的ガラス絵は、民衆的絵画(民画)の代表的なものを所蔵しており、西洋・中国、日本と系統的に現代までの歴史をたどることができます。他に民画として、泥絵や「鬼の念仏」など大津絵の優品もあります。また、初代広重、葛飾北斎、歌川派などによる遠江ゆかりの浮世絵絵画、中国・高麗・李朝にわたる東洋陶磁、東洋の石仏・金銅仏は、民画とともにコレクションの中心をなしています。このほか北川民治や野島青茲、中村宏ら静岡県出身の作家の作品、津田清楓の晩年の書画をはじめ日本の近代絵画や現代絵画や現代版画なども収蔵されています。